【出産レポート】初めての立ち会い。感動と無力感と、ありがとう。
ブログを開設したばかりですが、さっそく更新が途絶えておりました。
先日、我が家に元気な赤ちゃん(男の子)が誕生しました。
今回の出産は「計画無痛分娩」。
初めての出産立ち会い。言葉では表せない感情があふれる一日でした。 備忘録も兼ねて、パパ目線での一日をレポートします。
■ 予定入院スタート:穏やかなスタート
この日は、朝から妻が予定通りに入院。
計画分娩だったので、準備をしてからの入院で気持ちに少し余裕もありました。
しかし、分娩がどう進むかはその日にならないとわからないもの。
僕もそわそわしながら、仕事の合間に連絡を取り合っていました。
しかし、分娩がどう進むかはその日にならないとわからないもの。
僕もそわそわしながら、仕事の合間に連絡を取り合っていました。
■ 16時頃:陣痛?最初の痛みがくる。
16時頃病院へ、すると「お腹が10分おきくらいで痛む」と妻が。
このときはまだ会話もできていて、「ちょっと強めの生理痛くらいかな」と話していました。
助産師さんからは「バルーンによる刺激の痛みかも」と説明されていたそうです。
■ 17時頃:痛みが本格化
1時間ほどで様子が一変。
妻の表情がどんどん曇ってきて、痛みに耐える姿にこちらも胸がざわつきます。
途中NSTのため、来室される助産師さんに痛みのことを話すも「バルーンが抜けると痛みは引くと思いますよ」と言われ、耐えるしかないとのこと。
表情が曇る妻に、私は何も出来ず、傍にいたり、必要なものを荷物から出したりしか出来ませんでした。
■ 18時頃:痛みは5分間隔に。けど陣痛ではない? パパは一度帰宅
おそらく陣痛だと思われる痛みが5分間隔に。
しかし、病院の判断で、いったん帰宅して待機することに。
そわそわしながら夜に呼ばれることもあるのかなと思いながら帰路につき、呼ばれてもいいようにと思うと寝付けませんでした。
■ 翌日8時:再び病院へ
朝方にバルーンが抜け、いよいよ陣痛が3分間隔に。妻から「来てほしい」と連絡があり、再び病院へ。
到着すると、痛みがかなり強くなっていて、話しかけるのもためらうくらい。
ただ横にいて、呼吸を合わせることくらいしかできない自分に、無力さを感じました。
■ 10時:体温調整が難しくなる
汗をかいたり寒気を感じたり、体温調節が難しそうな妻。
カイロを渡したり、病室の冷房温度を調整したりと、できることを少しずつ。
■ 11時:麻酔の処置で陣痛室へ
この時点で麻酔のルート確保のため、妻は陣痛室へ。
無痛分娩とはいえ、痛みがゼロではないし、想像以上に大変そうでした。
この時は一度ルートを確保するだけ、まだ子宮口は3㎝程度しか開いていないから、赤ちゃんのためには、まだ我慢してほしいとのこと。ルートを確保して子宮口が開くまで部屋に戻ってくるとのこと。
見てるしかできない私は、早く麻酔をしてあげてほしいと思いつつ、部屋に戻ってきたときに、妻の体感が寒くても暑くても対応できるように部屋を準備しながら、見送る。
■ 12時50分:分娩室に呼ばれる
中々妻が部屋に戻ってこず、麻酔の準備中に何かトラブルが起きたのではないかと不安になりながら、処置にかかる時間などを部屋で調べたり、両家の両親にお産の進行具合を報告したりしてました。
すると突然「子宮口が開きました。産まれますよ、来てください」とスタッフの方に呼ばれ、私は急に呼ばれたことに焦り、慌てて分娩室へ。
■ 13時50分:赤ちゃん誕生!!
分娩室についたら、妻は麻酔が少し効いて朝より表情は穏やかに。
助産師さんの指示を聞きながら、いきむ時に背中を支えたり、さすったりのサポート。
ついに、赤ちゃんが誕生!!
産声が響いた瞬間、自然と涙が出そうになりました。
妻のいきむ姿は、本当に力強くて尊敬の一言。感謝しかありません。
バースプラン通りに声かけや写真のタイミングをサポートしてくださった助産師さんにも感謝です。
体重は予想通りやや大きめ。でも元気で何より!
■ 出産後の様子
生まれたあと、妻は1時間ほど処置を受けて、病室に戻ってきました。
貧血気味で起き上がるとクラっとする様子みたいだったけど、おやつを食べながら笑顔も見せてくれて、安心しました。
その後、両家の両親に報告。
「おめでとう!」の声がスマホ越しにあふれて、家族の輪が一気に広がった気がしました。
■ 最後に
無痛分娩とはいえ、妻の頑張りは本当にすごかった。
横で見ていて、ただただ「ありがとう」と「お疲れさま」を伝えることしかできなかったけれど、
新しい命の誕生に立ち会えたこと、それは間違いなく人生で一番感動した瞬間のひとつです。
これから父親として、少しずつ役に立てるようにがんばろうと思います。
そして、出生時の手続きや産後パパ育休などについてもまとめていきたいと思います。